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イノベーションのジレンマ

読了。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

なぜ優良大企業がイノベーションを起こせず、ベンチャーなどの破壊的技術に負けてしまうのかという話を、様々な例を交えて説明している。

もっとも大きな理由は、

  • 既存顧客の望む機能に対して資源を投入してしまう。

ということ。


この書籍の中ではディスク・ドライブを多く例に出しているので、最近のハードディスク業界はどうなんだろうと考えてみる。(全然詳しくないのですがw)

現在のハードディスクメーカーは、ユーザのニーズに応えるためにどんどん大容量化(単位記憶容量あたりの低価格化)を進めている。

そのため、HDDの大容量化のための持続的技術に投資はするけれども、まだ市場が小さいうえに、既存の製品と開発プロセスの異なる技術には、なかなか投資ができない。

そうこうしているうちに、何のジレンマもない新興企業が破壊的イノベーションを起こして負けてしまう。

IntelのX25-Mのような高速SSD製品が、既存のハードディスクメーカーではない企業から出てきたというのも、そういうジレンマがあったということかもしれない。(チップメーカとしての技術力があってこそ、という側面もあるかもしれないけど)

まぁ、現在のHDDはすでに市場のニーズを超えてしまってる(一般の人は1TBの容量とか必要としないよね?)だろうし、今後は、高速SSDも容量が増えて価格も下がり一般的になっていくんだと思う。

というか単純に、たくさん流通して安く入手できるようになって欲しいw